- 社内の専任担当者が退職し、ツールの利活用ができていない
- BIツールの活用やアプリ開発は自社内で行いたい
- 企業ごとの個別のリクエストにあわせて研修プログラムをカスタマイズ
- 習熟度別に3つのプログラムをご提供
「データ分析やBIツール活用人材を社内で育成したい」
BIツール「QlikView」は、ユーザーが自由にデータを分析し、データの中から業務に必要な情報を探索することができるデータ分析プラットフォームだ。あるメディア企業では以前よりQlikViewを導入し活用していたが、社内の専任担当者が退職。その後、ツールの利活用ができていないことに課題を感じていた。
とはいえ、BIツールの活用やアプリ開発は外注するのではなく、自社で行いたい。そうした想いを抱えていた同社では、スキルを持った人材の育成を希望していた。
本案件に携わったINSIGHT LABの担当エンジニアは、次のように話す。
「このメディア企業様ではデータ分析を担う部署を新設したものの、データ分析未経験のメンバーが多く、データアナリストとしてのスキルを習得する必要性を感じていました。また、同社では今後、データ活用で事業を拡大していきたいと考えており、データに基づいて事業戦略を立てられる管理職を育成したいと考えていたのです」
習熟度別に3つのプログラムを用意し、実践で使えるスキルを身につける
INSIGHT LABでは、データ分析の実践力を身につけるサービス「Data×Analytics DoJo」を提供している。データ分析・活用のプロフェッショナルとして蓄積してきた知見を活かし、実際の現場でアウトプットすることを意識した実践的なトレーニングだ。
「トレーニングの対象者となる方のスキルレベルは、データ分析に初めて取り組む初心者からQlikVieを多少扱える中級者まで、さまざまでした。そこで、お客様の習熟度別に、次の3つのプログラムを用意し、データアナリストの育成に取り組むこととなりました」
- データアナリスト育成研修(基礎知識)
- QlikView初級コース
- QlikView中級コース
データアナリスト育成研修は、基礎知識を習得するプログラムだ。「データの準備」(Preparation)、「データの可視化」(Visualization)、「データの分析」(Analyzation)、「データの運用」(Operation)といった、データ利活用の一連の流れについて学ぶ。そのうえで、実際の事例をもとに、データ分析の基礎や価値について習得する。
QlikView初級コースでは、実際にQlikViewの運用ができる人材の育成を目指す。プログラム完了後は、社内でQlikView運用の即戦力として活躍できるよう、実践的なノウハウを伝授する。
初級から一段階レベルが上がるQlikView中級コースでは、一人称でのアプリ構築が可能な人材の育成を目指す。データを取り込むスクリプトを書いていくところから、代表的なコマンドを活用するなど、実際に手を動かしながら1つのアプリをつくりあげていくことで、より実践的なスキルを身に着けていただく。
個別のリクエストに合わせてカスタマイズ。より効果的なプログラムを提供
「今回、これら3つのレベル別のトレーニングを実施したことで、お客様の社内では人材の育成が進み、『データ分析や利活用に対応できる人材を増やす』という目標に向かって大きく前進いただけました」(INSIGHT LAB担当者)
このメディア企業のように、データアナリストを社内で抱えたいと考えている企業は増えている。しかし、データ分析・活用ができる人材は採用が難しいだけでなく、育成のノウハウを持たない企業が少なくないという。
「社内でよく使用するソースコードを使って欲しい」「指定のアプリを構築できるようにしてほしい」。データアナリストとしての十分な知見を蓄えたINSIGHT LABでは、企業ごとの個別のリクエストにあわせてプログラムをカスタマイズすることが可能だ。
「お客様の個別の事情に沿ったうえで、実践で活躍できるようサポートする。それが、本研修サービスである「Data×Analytics DoJo」に参加された社員の方にとっての『価値』になっていくと考えています」
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