企業情報

INSIGHT LABは2005年の創業以来、一貫してデータ利活用と向き合い、社会に新しい価値を提供し続けるエンジニア集団です。2018年に変更された現社名は【顧客の心を洞察（＝INSIGHT）する研究室（＝LAB）】という、私たちの在りたい姿を表現しています。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行により、人々の行動様式や価値観が劇的な変容を余儀なくされた現在。従来の常識がまったく通用しなくなった社会では、一部の雇用が突然消失するなど、社会的弱者に甚大な影響を及ぼしている現状があります。

未曽有の試練に直面した日本経済において、今もっとも求められるのがデジタル革新であることは異論の余地もないでしょう。医療、教育、行政、金融、産業等の各分野においてデジタル化・データ共有を進め、強靭な経済社会を再構築する。それは喫緊の課題です。

昨今では内閣府でも、我が国が目指すべき未来社会の姿として、サイバー空間（仮想空間）とフィジカル空間（現実空間）を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する人間中心の社会『Society 5.0』を提唱しています。

こうした“データがコアになる時代”を見据え、私たちはデータ利活用の知見を活かし、「専⾨性がなくともデータ活⽤できる」「データを活⽤してビジネスに活かす」「データを活⽤して社会課題を解決する」――そんな≪データの民主化≫を推し進めたいと考えています。

散在しているデータを使いやすく整理する「MatoMeru」、データをビジュアル化して気付きに変える「KizuKi」、データ×最先端技術で実践的な課題解決へ導く「+One」、DX推進をはじめの一歩からサポートする「KakeDashi」。

これら4つのサービスが内包されたデータソリューションプラットフォーム『TERASU』は、誰もがデータを扱える、データ利活⽤がより⾝近な社会を実現するために生まれました。

一方、これほどにデジタル革新が切望され、データ利活用の市場規模も急拡大する中、我が国のデータエンジニアやデータサイエンティストといった先端IT人材は2019年をピークに減少、その平均年齢は2030年まで上昇すると予測され、人材不足は深刻な問題です。

そこで私たちは、これまで培ったデータに関する教育・⼈材育成のノウハウを以て、例えば、急に職を失った人にはキャリアチェンジの機会をつくり、先端IT人材として日本中・世界中で活躍できるような環境を整備することで、社会の全体最適化を図っていく考えです。

日本経済がようやくポストコロナへ照準を合わせ、サステイナブルな資本主義の確立を目指した成長戦略へと向かい始めた今、私たちは自分たちの使命であるデータの民主化を推進することで、この国の未来を明るく照らす灯台のような存在を目指してまいります。