INSIGHT LAB、アクアポニックスのセンサーデータ取得を自動化 持続可能な農業への一歩

2024.07.22 プレスリリース

INSIGHT LAB株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役 社長 CEO:遠山 功、以下INSIGHT LAB)は、持続可能な農業の実現を目指す株式会社プラントフォーム(本社:新潟県長岡市、代表取締役CEO:山本 祐二、以下 プラントフォーム)とのプロジェクトで、アクアポニックスの養殖センサーデータの自動取得及び、養殖と栽培データの一元管理を実現しました。これによりアクアポニックスの効率的な運用やリソースの最適化、品質管理、リスク予測などが可能になります。

■取り組み概要

アクアポニックスにおける養殖に関するセンサーデータをRPAで自動取得し、適切な場所へ蓄積するシステムを構築しました(栽培に関するデータの自動取得・保管はすで実施されていました)。これまで手動で行っていたデータの取得や栽培データとの統合が自動化されたため、業務効率化や人為的ミスのリスクが軽減されます。更にデータ取得が30分に1度自動で行われるため、統合されたデータをほぼリアルタイムに確認することが可能になりました。

より詳細な情報は、こちらからご覧いただけます。

 

■アクアポニックスとは?

持続可能な農業の形として注目を集めている「アクアポニックス」は、魚の養殖と水耕栽培を組み合わせた循環型農法です。水産養殖で生じる魚の排泄物が、水とバクテリアを介して水耕栽培で育てられる植物の養分となります。そして、植物が養分を吸収することにより、魚の養殖に適したきれいな水に戻ります。このようにして、本来ならば廃棄されるものを肥料として活用し、資源を循環させることで環境の負荷を軽減を目指す新しいシステムです。従来の農業と比較して、水の使用量が少ないことや、化学肥料や農薬を使わないことなど、環境問題への配慮の観点で評価が高く、近年は日本での導入も広まりつつあります。

エンドーズメント

「データの自動取得や一元管理が実現したことにより、アクアポニックスというビジネスの可能性が更に広がりました。今後も周辺技術の革新によって、更なるシステムアップデートが必要になることが想定されます。そういった変化に合わせて伴走していただける心強いパートナーとして、今後も期待しています」(株式会社プラントフォーム 代表取締役 CEO 山本祐二)

 

■株式会社プラントフォームについて

国内で初めて植物工場型のアクアポニックスシステムの開発と運営に成功。創業当初からアクアポニックス農法の社会実装を目指し、大規模プラントに特化した事業展開を行っており、現在当社が手掛けるプラントは全国で5ヶ所まで拡大しています。当社は安心安全な持続可能な新しい食料生産システムを開発、拡大させることで「いつでも、誰でも、有機野菜を選べる世界の実現」を目指していきます。

 

■INSIGHT LAB株式会社について

「ビッグデータを活用し、より豊かな社会をつくる」ことをミッションに掲げ、お客様毎のデータ利活用フェーズに合わせた課題解決ができるデータソリューション事業を提供しています。

新潟県妙高市とDX連携協定を締結するなど地域のDX推進にも貢献しており、最先端のデータ利活用ツールの導入・活用支援サービスや、研修サービスも提供しています。幅広い知見と技術力を用いて、お客様の挑戦に貢献していきます。

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